憲法どころか、平成のお触れ書き(自民党改憲草案、ヤバいにもほどがある)

下記の文は、10/15大交流会の仮フライヤーに掲載したものです fryer

夏の参院選で改憲勢力に2/3とられて、いよいよヤバい。
ところで皆さん、自民党改憲草案はもう読みましたか?

これが実にとんでもない。例えば
個人の尊厳を掲げた第13条「すべて国民は、個人として尊重される」が「全て国民は、人として尊重される」に。わざわざ「個」をはずしている。
しかも権利尊重については「公益及び公の秩序に反しない限り」という限定つき。これでは、表現の自由なんか、あっさりと否定されてしまう。あり得ない話、ふざけた話だね!

それから、
「基本的人権は、侵すことのできない永久の権利」と保障している第97条(超重要な条文!)をまるごと削除。
その一方で、大災害を口実に内閣総理大臣に権力を集中させる「緊急事態条項」設置を狙っている。大震災や原発事故などの時は、国からのトップダウンよりも現場判断が大事というのは、311を体験した地方自治体の方も言っておられること。災害をダシにして、簡単に人権を奪う独裁国家にされてはたまらないね!

もともと、政府が暴走しないように国に”しばり”をかけるのが憲法なのに、事あるごとに国の側が国民をしばろうとして、しかもその意図を隠そうともしない自民党改憲草案。平成のお触れ書きか!!

ただ、どんなひどい改憲案でも国民投票で止めたらいいじゃないか、と考える人は多いと思う。ところが改憲の国民投票は、どれだけ投票率が低くても、有効投票数の過半数で決まってしまう。だから、改憲そのものに抗議するために棄権したり白票を入れても、まったく意味がない!

改憲ヤバい.com とは?

改憲への危機感がなさすぎる事に危機感おぼえたバンドマン数人の呼びかけで「明日の自由を守る若手弁護士の会」の弁護士をお招きして、8月に「バンドマンのための憲法カフェvol.0」を企画。その日集まった雑多な人々が「何となく改憲」な空気を押し返そうと、つながり始めた。
今の憲法は現実に合わない、とかよく言われる。本当にそうかな? 世界中で戦争が止まらない「現実」に合わせて平和憲法を捨て去るとか、基本的人権と個人の尊厳を大切にする憲法から古臭いお触れ書きに逆戻りするとか、そんなバカげた話はない。というか、もったいないにもほどがある。空気、変えましょう!!

10月15日(土)、三条河原で待つ